食べないダイエットはリバウンドが大問題、だから今は鍛えて引き締めるのがボディメイクの新常識です。
上向きのバストとヒップ、くびれたウエスト、姿勢良く引き締まったスリムボディ、どれも鍛えた筋肉があれば叶うんですね。
そんな完璧ボディを目指す人の間で、ダイエットに特化した女性用プロテインが売れに売れているんです。
ここでは、女性用プロテインでダイエットできる仕組みや男性用プロテインとの違い、おすすめ商品の紹介などをまとめているので、しっかり読んでボディメイクの新常識をマスターしましょう。
プロテインは美容やダイエットに良い、そんな噂を聞いた事はあっても、どう効くのか、そもそもプロテインって何だっけ?という人も多いと思います。
まずプロテインとは何なのか、次に女性がプロテインを摂取すると何が良いのか、基本からやさしく説明したいと思います。
プロテインとはたんぱく質の事で、肉や魚、豆類に含まれる栄養素です。そして、人間の体も水分をカラカラに乾かしてしまえば、ほとんどがたんぱく質で出来ているんですね。
つまり、たんぱく質を摂取するのは体の材料を補給する事です。たんぱく質が足りなければ、筋肉や肌、爪、髪の全てがボロボロに弱ってしまいます。
逆に、たんぱく質を補給すれば筋肉で引き締まったボディ、ハリのある肌、流れるツヤ髪、強い爪など、メイクや服でごまかせない、芯からの美しさを生み出す事ができるんですね。
どんな美容サプリより生まれ持った美しさが引き出せる、それこそ女性がプロテインを飲む理由なんです。
では、女性用プロテインはどうしてボディを引き締めるのか、そのメリットやダイエットの仕組みを説明したいと思います。
運動不足や無理なダイエットで筋肉が衰えると、姿勢が悪くお尻はたるみ、脂肪は減っても老け込んだ印象のボディになってしまいます。体力も落ちて、イライラや体調不良も避けられませんね。
逆に、筋肉を鍛えれば姿勢良く、体が引き締まって同じ体重でもスリムな印象に、バストアップやヒップアップも叶います。
その筋肉もただトレーニングすれば身につくわけではなく、筋肉の材料になるたんぱく質、つまりはプロテインが足りないとなかなか育ちません。
女性用プロテインは美容やダイエットの成分も入ったオールインワンのものが多く、トレーニングと併用すると脂肪を落としつつ筋肉も作ってくれる、黄金ダイエット配合のドリンクなんですね。
ダイエット成分がオールインワンだから飲んだら鍛えるだけ、理想的な飲み物なんです。
女性用プロテインはダイエットを目的に、腹持ちよく食べすぎを予防する食物繊維の難消化性デキストリンを配合したタイプがあります。
この難消化性デキストリンは胃の水分で膨らみ、満腹感を与えてくれるダイエットの救世主なんですね。
つい甘いものを食べ過ぎる、ドカ食いしちゃう失敗ダイエッターにとって、この食物繊維入りプロテインは最高のパートナーです。
プロテイン自体も腹持ちがそこそこ良いですが、食物繊維入りの女性用プロテインならダイエットに百人力ですよ。
また、プロテインは神経伝達物質やホルモンの材料にもなるので、体の奥から痩せる力を高めてくれます。
材料のたんぱく質がたっぷりあると、女性ホルモンが脂肪燃焼を順調にしたり、レプチンという食欲を抑えるホルモンが出て太りにくくなるんですね。
心の安定に大事なホルモンもたんぱく質が材料なので、イライラから起きるドカ食い、気がつけばリバウンド・・・というダイエット失敗スパイラルを断ち切る事ができます。
食事制限もダイエットサプリも全部失敗、リバウンド地獄で泣いてきた人こそ、女性用プロテインが必要なんですね。
しかし「2ヶ月後結婚式なの」「ビキニ着るまで1ヶ月切ってる!」など、緊急で痩せたい人もいますよね。
おおよそ筋トレの効果がハッキリ出るのは3ヶ月程度なので、急いで痩せたい場合は他の緊急ダイエット法を試す必要があります。
そこで、食事の代わりに女性用プロテインを飲む置き換えダイエットが強いんです。
難消化性デキストリンなど食物繊維を添加した女性用プロテインを選べば満腹感が強いので、食事と置き換えても空腹感が少ないんです。
たんぱく質を補給できて低カロリーなのも、体へのダメージが少なく楽にカロリーカットができる理由と言えます。手堅く短期間で痩せるなら、1日1食の置き換えダイエットですね。
ちなみに、食事に含まれる塩分やたんぱく質不足はむくみの原因になるので、1食プロテイン置き換えダイエットをすると、下半身がすっきりする例がたくさんあります。
特に下半身ぽっちゃりさんは、短期間でもプロテイン置き換えダイエットを試してみる価値アリですよ。
しかし、女性用のプロテインも種類がたくさんあります。そこで、どんなものを選んだら良いのか、ちょっとした選び方のコツを紹介しますね。
ソイプロテインは女性ホルモンを補う力で痩せや美容に作用しますし、低カロリーでダイエット向きなので女性におすすめです。
また、難消化性デキストリンなど食物繊維入りのものを選ぶと、満腹感が高まって食べ過ぎないメリットがあります。食物繊維は糖質や脂質をカットする点でもおすすめの成分ですよ。
美肌重視ならヒアルロン酸やプラセンタ、ビタミンC、ビタミンB群などが入ってると格段に肌が変わりますし、麹酵素など代謝を助ける成分が入っているのも二重丸ですね。
また、筋肉をつきやすくするHMBが入ったプロテインもかなりおすすめです。階段を使う、電車の待ち時間につま先立ち、お腹に力を入れて過ごすなど、ゆる筋トレでも体が引き締まりやすくなるんです。
ただ、HMBはちょっと苦味がある成分なので、味に敏感な人は注意しましょう。
このようにボディメイクに欠かせないプロテインですが、ひと昔前は男性用のものしかありませんでした。でも、今は美容とシェイプアップを目指した、女性用プロテインが増えてきていますよね。
そこで、男性用と女性用のプロテインの違いも説明したいと思います。
男性用のプロテインはより筋肉を大きく強くする事が目的ですが、女性用は体を引き締める事が目的に作られています。
なので、脂肪燃焼成分や美肌成分など、この1杯でキレイになれる美容オールインワン飲料として女性用プロテインは進化していったんです。
水分で膨らむ食物繊維を配合して満腹感を高めて食べ過ぎを防ぐダイエット特化型のプロテインも多く登場していたり、男性用とは全く違う配合なんですね。
また、筋肉合成を追求する男性用プロテインは牛乳由来のホエイプロテインが多いですが、女性用は大豆由来のソイプロテインが主流です。
ソイプロテインはローカロリーでダイエット向きですし、女性ホルモンに近い働きをするイソフラボンを含みます。
女性ホルモンは脂肪燃焼を促す力があるのでダイエットに良いですし、なんと皮膚の過剰な皮脂も抑えてニキビや体臭も抑えてくれるんですね。
また、味付けも女性と男性では好みが違いますよね。チョコやバナナなどわかりやすい味が多い男性用に対して、女性用はベリーや紅茶、ヨーグルトなど小粋な味付けが特徴です。
せっかく自分を磨くために飲むのだから、おいしさは大事なポイントですよね。オンナの気分を上げる味付けも、女性用プロテインを選ぶ大きなメリットと言えます。
ここまで女性に寄り添った配合だったなんて、知って選ぶのと知らないのでは大違いですね。
しかし気になるのが、女がプロテインを飲むとムキムキになりすぎちゃうという噂です。
女性がなりたいのは引き締まったしなやかボディであって、格闘家みたいなムキムキボディじゃありませんよね。その噂の真相を確かめてみましょう。
心配している女性が多い「プロテインを飲むとムキムキになりそう問題」ですが、結論を言うとその心配はありません。
男性が鍛えるとムキムキになるのは、筋肉を太くする男性ホルモンのテストステロンが女性の15倍から20倍分泌されているからなんですね。
テストステロンが少ないので、女性の筋力は男性の5〜7割ほどにとどまり、ムキムキにはならないんです。
なので「こんなに鍛えたらムキムキになるかも・・・」と心配せず、思いっきり筋トレを楽しみましょう。
最初で少し触れたように、プロテインはボディメイクだけの栄養素ではありません。女性がプロテインを摂取するだけで、全身あちこちにメリットが現れるんですね。
これまでの話題に出たものもありますが、プロテインが女性をキレイにする理由やメカニズムを掘り下げたいと思います。
ボディのほかに、皮膚の美しさにもたんぱく質が影響します。肌をたるませず、プリッとしたフェイスラインを作る組織のコラーゲンはたんぱく質から作られるからなんですね。
また、皮膚のコラーゲンが増えると肌の水分量が増え、肌細胞がぷくっと膨らんで外部刺激を跳ね返す、肌のバリア機能が高まります。おかげで、肌荒れやニキビ、毛穴トラブルも減るんですね。
結果的に、荒れやニキビを跳ね返し、ぷりっと上向きで潤った美肌がプロテインによって叶うんです。
牛乳由来のものより余計な皮脂が出過ぎない事から、美肌にもソイプロテインが向いてるんですよ。
気がついたら爪が縦にピキッと割れてる、水仕事が多い人やネイル好きはあるあるですよね。
そんな時もプロテインを飲めば、爪に厚みとなめらかさが出て、強く美しい手元になれるんです。
爪の縦じわは乾燥や老化、横ジワは栄養失調など爪にストレスをかけている状態です。私の爪ってボコボコ・・・と思ったら、女性用プロテインで爪を補修してあげましょう。
シャンプーのCMみたいなツヤとなめらかさ、コシのある髪を作るにもプロテインが重要です。髪の毛の材料もたんぱく質なので、不足するとパサパサで密度の無い髪になってしまうんですね。
40代くらいから「なんだか地肌が透けてる?」と薄毛に悩む女性も増えてきます。そんな時に女性用のプロテインを毎日の習慣にしておけば、ボリューム溢れる若見えヘアが実現しますよ。
皮膚や髪がキレイになるのは想像できますが、ちょっと意外なのがプロテインでホルモン分泌も充実する点です。実はホルモンの原料もたんぱく質だからなんですね。
材料のたんぱく質が不足すると女性ホルモンも不足し、シワやたるみなど見た目の老化、自律神経の乱れによる頭痛やしびれ、止まらない汗など体調不良を起こしてしまう事があります。
他にも、ストレスに対抗するセロトニンやドーパミン、コルチゾールのような神経伝達物質、むくみを防ぐアルブミン、食欲を抑えるレプチンなどもたんぱく質から作られるんです。
つまり、プロテインを摂取しておけばホルモンや神経伝達物質が充実して、イライラ、だるさ、ドカ食い、老け顔、肌老化が防げるという事ですね。
ところで、女性用プロテインを買ったはいいけど、いつどうやって飲むと良いの?とわからない人もいますよね。実は、筋肉重視かダイエット重視かで飲むタイミングが変わってくるんです。
1日に必要なたんぱく質の量は体重1kgに対して1g程度です。体重50kgなら50gは摂取したい計算ですね。たんぱく質50gは納豆だと7パック分、ささみ肉なら200gとけっこう多く必要です。
毎日ご飯と野菜、主菜にお肉とお魚を食べている人はクリアできる数字ですが、忙しくてパンやご飯など炭水化物に偏った食事をしている、ご飯を抜く習慣がある人はちょっと不足しがちと考えましょう。
そう考えると、女性用のソイプロテインは1杯分に6〜8gくらいのたんぱく質が含まれているので、1日1杯でもかなりの量を補うことができます。
カロリーを控える意味でも飲みすぎは禁物です。ダイエットするなら1日1杯が適量と言えますね。
そして、プロテインを摂取するタイミングで効果もちょっと変わります。
トレーニングの後に飲むと筋肉合成が高まるというのは筋トレ業界のセオリーなので、筋肉を増やしたい時には運動後が1番です。
ちなみに、筋肉が作られる働きは運動後48時間も持続するので、筋トレした翌日にゴロゴロ休んだとしても、プロテインを補給するのが鉄則です。肌や髪のためにも毎日飲むのがベストなんですね。
脂肪を落とすことを優先するなら、食前に飲むのもおすすめです。女性用プロテインには難消化性デキストリンなど満腹感を高める成分が含まれるので、食事量を減らしてカロリーカットできますよ。
筋肉優先か脂肪カット優先かでちょっと飲むタイミングが変わるんですね。目的に合わせて飲むタイミングを工夫しましょう。
しかし、ダイエットして痩せたい女性がいる一方で、ガリガリに痩せすぎて体重を増やしたい女性もいますよね。そんな時にも女性用プロテインが役立ちます。
筋トレと女性用プロテイン、あと炭水化物や糖質を多めに高カロリーの食事を心がけると、筋肉がぐんぐん育って体重が健康的に増えて行くんですね。
太るためにハイカロリーなものを食べろと言われても、食が細くてすぐ胸焼けする・・・そんな時は、薬局やスーパーにあるブドウ糖と女性用プロテインを組み合わせるのがおすすめです。
また、太れない体質の原因に胃腸が弱い事があります。女性向けプロテインの一部には消化を助ける酵素入りのものもあるので、胃腸の負担を少なくする事でご飯が食べやすく栄養吸収も高まるんですよ。
プロテインは体の基本材料なので、痩せたい場合も太りたい時も両方に役立つんです。ちょうど良い肉付きが目指せる栄養素なんですね。
まとめると、女性用プロテインは筋トレと組み合わせる事で、ウエストはぎゅっと締め、バストアップヒップアップを叶えてくれる最強のサプリメント成分なんですね。
飲むだけでも肌や爪、髪をツヤっと健康に補修してくれるので、コスメでごまかせない土台の美しさを女性用プロテインが補ってくれます。
何か美容グッズに投資するなら、女性用プロテインが最高のコスパと言えるでしょう。